ウクライナ:宿泊

オデッサのホテル

オデッサのホテル

夜に知らない大都市に着くのはどこでも問題だ。ドイツから列車でウクライナに入国すると、真夜中にキエフに到着する。キエフの中央駅の周辺にはホテルがあまりなくて、深夜なので地下鉄もバスもない。駅員によって、構内にはホテルがあるが、それはかなり高そう。そしてインフォメーションなどがない。タクシーの運転手は私たちに「宿泊所探していますか」と聞いたとき、頷いた。「いくらまで払える?」と彼が聞いたとき、「二人で多くとも200グリブナ」と答えると、彼は「200グリブナなら宿泊所を案内できる」と言った。200グリブナではなくて100グリブナと言ったらどうになるだろうと私が後で考え込んだ。とにかく彼は駅の近くにある住宅地で綺麗なアパートを斡旋した。当然ながら、一泊は200グリブナ(約4500円)になった。しかし、アパートは大きくてすごいいいところだったので、この値段は大丈夫だった。それに加えて、ガイドブックに乗っているホテルのダブルは全部300グリブナ以上になった。

他の国と同じく、キエフという首都では値段は他の都市より高い。そして個人旅行者はまだあまりウクライナへ行かないので、ホステルやユースなどみたいな安宿が全くない。存在しているキエフのホテルはほとんど全部中級または高級だ。キエフ以外の町にも当然ながら高級ホテルがあるが、中級のホテルは安い。少し前、ウクライナの同じホテル―違う部屋代という制度が廃止された。「同じホテル―違う部屋代」というのは、同じ部屋なのに三つの違う値段があったということ。一番安い値段はウクライナ人が払う部屋代で、それよりやや高い値段は旧ソ連の諸国の人の為の値段だった。他の外国人はその値段より何倍も高い値段を払った。その法律で決められていた不正は多分ウクライナの観光営業をプッシュするために廃止された。それに従って、綺麗な中級ホテルなどは外国人にとっても安くなった。

ホテル以外にはプライベート・ルームという選択肢もある。特に駅には民宿を提供する人が多い。キエフの駅ではそういう人は見たことがないが、オデッサなどの町にはそういう人が多い。民宿はよく中心から離れている郊外にあるので、宿泊所はどこにあるかということをチェックしたほうが良い。三番目の選択肢は列車に泊まること。夜行が多くて所要時間は長いので、時々列車に泊まるのは不可避。クペーなら、列車に泊まるのは便利だが、もちろんシャワーなどがない。

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