グルジア:トビリシ ⑵

第8日 | 第9日: トビリシ ⑵ | 第10日

果てしない広さ 第一

果てしない広さ 第一

前夜にはかなり長くアナイトと話していたので、今日は9時前に起きる気がなかった。脱出ではなくて旅行だからそれで十分だ。今日のゴールはトビリシに戻ると言うことだったが、出る前にまずアナイトのアパートでどこにもある絵をゆっくり観賞した。アナイトはすごい熱心で全ての絵をみせた。だが、本当に上手に作られた絵だから面白かった。遂に10時になるとアナイトに暇乞いをした。バスターミナルへ行く前にまず両替所に入って残ったドラムをドルに両替した。ドラムというアルメニアの通貨は本当に安定であるらしい。ドル⇔ドラムとドラム⇔ドルのレートはほとんど同じだ。宿泊所を完全にドルで払ったので、三日間前おろした金額は多すぎた。要するにアルメニアで三日間ぐらいすごく活動して、宿泊代とトビリシへの帰路の運賃を含めて一人で約1万円になった。

それは思ったより多かったが、まだ耐える金額だ。中心から数回目にマルシュルトカで郊外のバス・ターミナルへ行った。当然ながら、そこにいたタクシー運転手はトビリシまではタクシー以外に交通機関がもうないと言ってみた。私達のこともう知っているはずじゃないだろうかと思った。当たり前マルシュルトカがあった。だが、出発時間は11時だったので、かなり時間があった。そのとき、残ったおつりでロシア語の新聞や飲み物と食べ物を買った。この地域のバスと列車で長距離進むのはどういう感じだとわかったから、今回はちょっと贅沢を使ってマルシュルトカで行こうとした。11時になったと、四つの席がまだ空いていたくせに時間を厳守して出発した。しかもかなりスピードを出した。最初の2時間は入国したときと同じルートだった:アラガツ山の傍らを通り過ぎて草原を横断した。もう知っている風景なのに、やっぱりその草原の果てしない広さと鮮やかな色調をいくら見ても見飽きることはない。普通のバスより小さくて早いのでマルシュルトカはかなり早く進んだ。ただあちこちに道路を遮断した牛の群れは運転を減速させた。

果てしない広さ 第二

果てしない広さ 第二

また景色が素晴らしい峠を超えて、左右に草深い山がある。しかも斜面にはあちこちに大きな紫色の花の斑がついていた。二回目に激しい地震で完全に崩壊されたスピタク市を横断した。今回は、丘の上に建てられた銀色の新しい教会が目立った。教会の周りには、地震の犠牲者の墓があり、かなり大きな墓地だ。もっと進むと、アルメニアに入ったときのルートから離れて違う道路を走った。それはヴァナドゾル経由のルートで、その道路はずっと狭い峡谷づたいに進んで、ザワザワする川と鉄道もある。その鉄道はエレバンとトビリシの間の線だ。その峡谷の景色はかなりきれいだ。岩と崖などが多くて、アルメニアで始めてみて森林もある。あちこちに小さな村もあったが、それ以外は、自然のままの風景だ。こういうふうな景色は日本にもヨーロッパにもあり、今アルメニアにいるということを忘れるようになる。

かなり長く運転した後、午後3時ぐらいカーブにある休憩所で止まった。道路と川の間に木のおかげで日陰の涼しいだった。ぼろぼろしている建物が2軒あって、隣にテーブルや椅子がおいてあった。建物の間には大きな焼き網があって、アルメニアでどこでも売っているシャシュリキという焼肉がしゅーしゅーと音を立て焼いた。それは昼食ができる場所だった。私達は残った現金を両替をしたので、コーヒー以外に何も買えなかったが、お弁当を持ってきたので問題ではなかった。しかもそうするとまわりの綺麗な風景を楽しめた。だが、その休憩所のハイライトはそこのトイレであった。二つの川の上にそびえ立った軌条の上には、二つののボックスに別れた木材から作った小屋がおいてある。一つのドアで「M」というロシア語の「ムシュシナ」(男性)のシンボル、他のドアにキリル字の「Ж」という「ジェンシナ」(女性)という文字が書いてあった。中には、斧であけた穴があった。その下に、川がさらさら流れる。自然フラッシュ付のトイレだ…当然ながら、手を洗うための水がなかった。それを見ると、ラオスのメコン川を溯る船に入っているトイレを思い出した。グルジアとアルメニアの環境はかなりいいけど、泉のすぐ前に立っていないと小川などの水を飲むのはやっぱり勧めない。
1988年の地震で完全に破壊し尽くされたスピタクの新しい教会

1988年の地震で完全に破壊し尽くされたスピタクの新しい教会

ほとんど1時間休憩した後、運転が続いた。峡谷は段々広くなってきて、あちこちに小さな町がある。その谷の出口では、国境通過地点がある。私達が乗ったバスには、外見で魔女みたいな女がいた。中世期なら、あの女はひどい目に遭うじゃないだろうかと最初から思った。黒い猫はどこにあるだろうかと聞いてみたかった人だった。私達の前に座ったほかの女の人は国境で私に「あのババは悪女ですよ!荷物をチェックした方がいい…休憩があったときに絶対君らの荷物で何かをやったよ」という警告を発表した。だから私達はチェックポイントの前に荷物を表面的に観察した。トビリシに着いた後にも詳しく荷物を調べたが、誰かがその荷物を触った証拠がなかった。恐ろしい「魔女」は確かに外見だけで怖い。国境は川沿いだから、橋を超えるとグルジアに入る。アルメニアからの出国もグルジアへの再入国も全然無難だった。降りなくてもいいし、荷物なども監視されなかった。

要するに国境をあっという間に超えた。だが、アルメニアの出国はちょっと物悲しい送別だった。もっと長くアルメニアを旅行して良かった。今までの道路は比較的に質が良かった。マルシュルトカの中には、バスと同じぐらいに狭いが、早いから「進んでいる」という感じがして大丈夫だ。しかも、出発した4時間の後にもう国境を超えたというのは本当に早かった。だが、悪夢はこれから始まった。終点がなさそう、まばらにアスファルトに覆われている農道には、今まで見たことがない深い穴が空いてた。色々な穴から溶岩が噴出したら驚くべきものではないと思った。そういう穴を避けるために、皆はジグザグに進んで、距離は直接行くより2倍以上になってしまった。しかも、ただ「穴を避ける」ということではなくて、「一番深い穴を避ける」ということだった。飲む・食べる・読むなどの行為はバスの中で絶対無理になった。数台のトラックも辛苦してアルメニア方面に行った。あるところで小町に入って、その町から道路がよくなると望んでいたが、またこういうふうに続いた。数キロだけ走るのはほとんど2時間かかった。その後、やっとちゃんとできた道路を曲がって普通のスピードで進んだ。トビリシのオルタハラというバス・ターミナルに着いたのは午後6時過ぎだった。要するに運転時間は7時間以下であって、バスより3時間ぐらい早い。だが、途中で激しく揺さぶられたから、降りたときにはっとした。マルシュルトカで前に泊ったところへ行って、Nasiと再会した。今回はそのアパートのテレビルームに泊まった。二回目に会ったNasiはちょっと嬉しくて色々を話した。

 

休憩所の綺麗なトイレ 第二 (今回はフラッシュ付!)

休憩所の綺麗なトイレ 第二 (今回はフラッシュ付!)

夜になると、その周辺にあるレストランを探そうとした。近いマルジャニシュヴィリ広場ではマックドナルドとかなり高そうなレストランがあるが、もっと民族的なレストランで夕食を食べたかった。偶然に、ある建物の地下にあるレストランをみつけた。そのレストランは出来たばかりで小さかった。入ったときに、ウエイターが私達を見たとびっくりしたほど新しかった。大きなルームがあるわけではなくて、様々な明るい木材から作ったボックスに別れたレストランだった。レストランよりサウナみたいな感じがした。他の安いレストランと同じく、メニューがなかった。それに加えて、ウエイターの女の人はロシア語があまり通じなかった。何があると聞いてみて、彼女はロシア語での単語が少なくて4つ、5つぐらいの料理しか言わなかった。そのうち、どこにもあるロシアのペルメニとグルジアの伝統的なハチャプリという料理があった。選択肢があまりなかったので、それを注文した。ペルメニという水餃子みたいな食べ物を頼んだとき、彼女は「何個ですか?」と聞いた。だが、ペルメニは普通に小さくて1皿・2皿のように数えられている。ちょっと驚いたが、普通の大きさだと思って20個にした。彼女はそれを聞いて「多すぎると思いますよ」と言った。そうすると私は「どれぐらい大きい?」と聞いて、彼女は指でかなり普通の、親指ぐらいの長さを表した。

しかもここのペルメニには肉ではなくてチーズが入ってると言われた。そうすると20個ではなくて15個にした。しかし、料理が届いたときすごいびっくりした。膨大な餃子だった!長さは、普通の箸と同じだった。ウエイターはかなり実際の大きさよりも内輪に述べて、めがねを買ったほうがいいと思った。ハチャプリという料理も、前に食べたハチャプリと異なった。今もらったものは、大きなチーズのピザみたいなものだった。だが、ペルメニに入ったチーズは塩っぽくてピザのチーズと同じだったので、すぐ飽きてしまった。半分だけでも苦しくなってきてもうだめだと気づいてギヴアップした。苦しかったからウオッカ一杯を飲もうとした。だが、グラスではなくてボトルだけが販売された。それはいっぱいすぎるので止めたが、ウエイターは微妙な顔をして拗ねている表情を表した。ちょっと変わったレストランだという結論に達した。払った後に満腹して宿泊所へ這って帰った。そこで色々なイスラエル・イギリス・日本からきたバックパッカーと話して、遅くなるとNasiは思ったようにずかずか電気を消した。

動き方

エレバンからトビリシのオルタハラへ行くマルシュルトカは毎日数回出発して、運賃は約6500ドラム(約1600円)だ。所要時間は7時間以下で、絶対普通のバスより早い。

宿泊所

またNasiの家で。詳細な情報・道の説明・住所や値段などは→第5日参照。

Twitter0Facebook0LinkedIn0Google+0Email

Leave a Reply

  

  

  

You can use these HTML tags

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>